昨日の近畿地方の大きな地震で、また塀の崩壊による犠牲者が!!

また、というのは2016年の熊本地震でも発生していた事例。
熊本地震、昨日のNEW23は重要なことを伝えていた。>という記事の中で・・・

<<そして、昨日のTBS「NEWS23」を視聴していたら、熊本の震災で倒れている塀と倒れていない塀を調査した専門家の話として、倒れている塀はほとんど違法建築だといいます。
亡くなった方の原因になっいた塀は違法かどうかはしりません。
これだけの違法や手抜きの塀が倒れ、さらに、そんな塀が日本中にあるといってました。>>


このように伝えていた2016年4月から2年以上経っている。

昨日の犠牲者は小学生の女の子だ。
http://news.livedoor.com/article/detail/14885018/
やはり、違法建築だと報道でも伝えていた。

小学校のプールの塀は3.5メートル。
法律では地上から2.2メートルと定められている。
1.2メートルを超える場合は補強するための控壁が必要。
http://www.sasakiblock.com/kitei.html

こういった塀の崩壊の問題は熊本地震よりもっと前の1978年の宮城県沖地震が最初だという。
あれから2年ではない、40年も経過しても同じ事で犠牲者が出てしまった。
これも、儲け優先の社会の犠牲者ともいえる。

この儲け優先社会の弊害は「マタハラ問題」や「傾きマンション」「食品」などの偽装も同じ構図。
さらに笹子トンネル崩落事故なども点検という利益を生みにくい事業を疎かにしたことが原因だろう。

今後、政府は、日本の全国の塀の調査・改善をしっかり指導するのだろうか?